銅のある暮らしの中で

【銅工房】とともに。

このブログは、「銅工房の店長ブログ」です。 銅工房.jpは、銅の魅力を知り尽くした店長が、自信を持って紹介する銅製品の販売サイトです。自慢はオリジナルでオダーメイドな銅製品が必見です。  数千年もの歴史の中で、銅は人類に大きな恩恵をもたらしてきました。 銅の持つ魅力、効果は、私たちの生活を豊かにしてくれます。私のフィルターを通して選りすぐり、価値ある銅製品を「銅工房.jp」では紹介しています。 このブログでは、商品開発への道、商品への情熱などの奮闘記を紹介してまいります。
 

米国環境保護庁が銅合金の殺菌性表示を認可

Posted by: admin | Posted in: 銅の効果, 銅の豆知識

銅は殺菌力があるという表示をしてもよい」 という認可がでました。公衆衛生に実際の効果があると認めた固体材料は、銅が初めてです。すごい!

2008年3月25日
発表:2008年3月25日火曜日、米国東部夏時間午前8時30分。

米国環境保護庁が銅合金の殺菌性表示を認可

銅、真鍮、ブロンズは病原体を殺菌する
多剤耐性病原菌、MRSAも含む院内感染病原菌も、銅合金で殺菌できる。

ニューヨーク発―米国環境保護庁(EPA)は、銅及び銅合金の公衆衛生における殺菌力を表示する事を認可した。すなわち銅、真鍮、ブロンズなどは、人体に有害な致死性のある病原菌を殺菌し、公衆衛生に効果があるという表示が法的に認可されたのである。EPAが公衆衛生に実際の効果があると認めた固体材料は、今回の銅及び銅合金が初めてであり、殺菌効果の実証実験には環境保護庁も大きな役割を果たした。

環境保護庁の認める表示は、独立した検査機関が行なった実験結果に基づくもので、この実験はEPAの定める実験方法にのっとった形式で行なわれ、銅及び銅合金がメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)として知られる病原菌なども含む各種の病原菌を殺菌する事を証明した。MRSAは抗生物質に耐性を持ち、人体にもっとも深刻な影響をもたらす院内感染・環境感染を引き起こす病原体のひとつである。

EPAの定める方法にのっとった形式で行なわれた上記実験では、銅、真鍮、ブロンズなどは、感染症を引き起こすさまざまな病原体の殺菌に効果があることが証明された。一例では、銅及び銅合金の表面では室温、2時間で、MRSAは99,9%以上が生存できなくなった。

認可表示には以下の報告も含まれている。「殺菌力のある銅および銅合金の表面は、実験対象となった病原体の99,9%以上を2時間以内に殺菌する。さらに同じ表面を、繰り返しこの病原体で汚染し続けても、その99,9%を殺菌し続ける。」「銅および銅合金の表面は、通常の感染コントロールに必要な措置、たとえば環境表面の清掃や消毒をしなくて済むというものではないが、その措置を補完するものとして考えられる。銅および銅合金の表面は、それだけで相互汚染を完全に防ぎきるものではないが、病原体汚染のリスクを低くすることが証明された。」

アメリカ疾病予防管理センター(Center for Disease Control and Prevention –CDC)から一般に発表されている資料では、全米の病院では毎年院内感染に罹る患者数は2百万人を超え、これによる死亡者数も一年間で10万人近くにもなるとされている。現在までにCDCが提唱している感染コントロールのための措置、たとえば手洗いの励行、消毒作業の徹底に加えて、銅および銅合金を環境表面―ドアや家具などの一部、ベッドの手すり、点滴の支柱台、ディスペンサー、蛇口、シンク、パソコンなどの作業台―などに、積極的に使う事で、病室で感染症に罹患するリスクを軽減できることが期待される。

コーティングや、その他の表面処理剤とは異なり、銅及び銅合金は材質そのものに殺菌力があり、磨耗などでなくなることはない。いつまでも材質そのものが、変わることなく病原体から公衆衛生を守る。現在主要医療機器メーカーでは、銅を使った製品開発に着手し始めている。

銅開発協会(CDA)は、米国の銅、真鍮、ブロンズ産業を代表し、情報、教育、市場および技術開発を担当する団体です。CDAは国際銅協会(ICA)の関係団体です。

背景として

近代医学が進化し、細菌が科学的に発見されるよりもはるか以前から、古代の医術者たちは銅の治癒力を利用してきた。エジプトでは飲料水や傷口の殺菌に銅を使い、紀元前5世紀のギリシャの医学者であり、『ヒポクラテスの誓い』を唱えて医学の父と呼ばれるヒポクラテスは、傷口や皮膚の炎症に銅をあてがって治療したとされている。また古代ローマでも、さまざまな病気の治療に銅が使われたと記録があるし、アステカでは喉の痛みの治療にさえ銅を使った。

このように銅そのものに殺菌力があることは歴史的にも知られてきたのだが、最近になってまた注目されてきたのには、理由があった。致死性の高い病原体、特に医療施設で感染症を起こすことが大きな問題となり、そういった病原体を殺菌することには銅は効果があるのではないかと考えられたためだ。アメリカ疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention-CDC)の推定では、医療施設でいわゆる院内感染に罹る人の数は毎年2百万人を超え、死者は10万人近くにもなるということである。これによる社会的損失は3百億ドルにも及ぶ。

CDAは5種類の銅、および銅合金(真鍮、ブロンズなど)の材質を選び、米国環境保護庁(U.S.Environmental Protection Agency-EPA)から殺菌効果を表示できる認可を得るための実験に着手した。実験はEPAが定めた厳しい基準を満たす形式(1)で行なわれたが、汚染から2時間以内で病原体の99,9%が死滅し、24時間経過後、さらには繰り返し汚染し続けても、その効果は失われないことが実証された。この結果が EPAに提出され、EPAは銅および銅合金が公衆衛生を守る効果があると表示する事を2008年2月29日、認可した。公衆衛生に効果があると表示することをEPAから許された固体材質は、銅が始めてである。
(1)実験に用いられた病原菌:黄色ブドウ球菌、エンテロバカス・エロゲネス、病原性大腸菌O157:H7、緑膿菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)

医療施設においては、患者の手が触れる部分、いわゆる環境表面というものがいちばん問題になる場所である。ドアや家具などの一部、ベッドの手すり、点滴の支柱台、医療器具のモニター画面、蛇口、シンク、作業台などが、よく接触のある場所として頻繁に消毒を行なわなければならない場所である。コーティングや表面加工をしなければならない抗菌材と比較したとき、銅の殺菌性はその効果が薄れることはなく、効果のある部分が剥がれ落ちる心配もない。どのような場所に銅を使用できるかは、今後の研究次第だが、銅は継続的に殺菌効果を持ち、その効果が衰えることなく公衆衛生を維持することで、日常の生活をしながら病原体を減らす効果が期待できる。

以前から言われている消毒殺菌に効果的な方法である手洗いの励行などとともに、銅及び銅合金を環境表面に補完的に利用すれば、感染コントロールの第一の砦を築くことになる。銅及び銅合金は、感染予防や衛生状態を維持するために今まで行なってきた措置の代替策ではなく、現在の感染予防対策を補完するものとして位置づけられている。銅及び銅合金の殺菌効果で、病原体汚染を軽減することは証明されているが、必ずしも相互の感染の可能性を完全になくすものではない。

病院内での環境表面に銅を使うことの有効性を実証する臨床試験の予算が、連邦議会で承認された。この研究を監督・指揮するのはテレビ電話医療および高度技術研究所センター(Telemedicine and Advanced Technologies Research Center-TATRC)で、この機関は米陸軍医学研究司令部(U.S.Army Medical Research and Material Command –USAMRMC)の一部門である。研究はニューヨーク市にあるスローン・ケタリング記念病院癌センター、バージニア州チャールストンにあるラルフ・H・ジョンソン・バージニア医療センターで実施されている。実験は引き続き3度行なわれ、自然の物質である銅、真鍮、ブロンズが、病室での病原体の数を抑えるのに、どれほど効果があるのかを実証してくれるはずである。

日本銅センターより

銅の抗菌効果が水虫に効く

Posted by: admin | Posted in: 銅の効果, 銅の豆知識, 銅生活

日本人の約2割が水虫に感染していると言われています。以前は、「おじさんの病気」というイメージでしたが、現在は、若い女性にも水虫に悩まされている人が増えているそうです。いろいろなファッションの流行、むれやすいブーツをはく機会が多くなったからではないでしょうか。理由はっきいりしていませんが湿度の高いブーツの中は水虫にとって絶好の繁殖環境だそうです。
水虫は、足の裏にカビが棲みついて繁殖し起きる病気です。カビの正体はおもに白癬菌(はくせんきん)だそうで、白癬菌は糸のように細長い格好をしていて、皮膚の表面に棲みついて、湿度の高い環境で活発にはたらき繁殖します。
この厄介な水虫対策にも効力を発揮するのが銅パワーです。
足尾銅山観光売店のおばちゃんたちから、こんな話を聞きました。
「靴の中に十円玉を入れておくと、水虫が直るよ!」
実はこの方法は、手軽な水虫対策の知恵として、昔から伝えられていたそうです。
この知恵をヒントに、銅の抗菌性を生かした靴下が発売されています。銅繊維を織り込んだ靴下一足あたり約20グラムの銅が使用されているそうです。足のにおいは皮膚にある雑菌と汗の成分が反応して起こるらしく、銅入りの靴下で足の雑菌を抑え、においや水虫を予防す効果があるそうです。
この他にも銅の抗菌効果を生かした靴の中敷が発売されています。銅の使用方法は銅粉をプリント加工したもの、銅箔を包み込んだものさまざまです。いずれも銅の抗菌効果を利用して足と靴の中を衛生的に保つために役立っているようです。
衛生的な環境に関心の高い現在、銅の抗菌効果を使った商品は人気を集めるのではないでしょうか。

銅と長寿!そしてメタボリックシンドローム

Posted by: admin | Posted in: 銅の効果, 銅の豆知識, 銅生活

長寿で知られる島根県の隠岐の島の町民の調査を島根医科大学とイギリス・ケンブリッチ大学が行ったそうです。隠岐の人たちの白血球に含まれる銅の量がケンブリッチ市民に比べなんと2倍あって、さらに一般の静脈効果疾患者に比べて6倍もあることがわかったそうです。隠岐の島町では心筋梗塞にかかるかたの数がすくなく、ケンブリッチ市では死因のトップだったそうです。動脈硬化を起こす要因、血液の中のコレステロール値は隠岐もケンブリッチも同じくらいだったそうです。海に囲まれた隠岐は新鮮な海の幸、銅を多く含む沢山の海産物に恵まれています。
2つの大学は、「魚介類に恵まれる隠岐の人々の食事を科学的に分析することによって、理想的な長寿食をつくることが出来るようになる」とコメントしており、コメントのくくりには、動物の心筋梗塞が銅で予防されることが知られていることから、銅は血管の若さを保つ働きがあるのではないかと結論づけていたそうです。
銅の効果かは、かなりまえからいわれた有力な仮説です。生活習慣病としての心臓病(狭心症、心筋梗塞)と銅摂取量の関係はアメリカのグレービーという学者が指摘してました。銅が不足するとさまざまな症状がでます。心臓に関する結果をあげると、動物実験ですが、銅不足により動脈効果がうながされ、心筋をを変化させ、心電図の異常をもたらすことがわかっているそうで、有害な過酸化物を除く力も減退するそうです。こうした症状と、人間の心筋梗塞の病態がぴったり一致していることから、銅不足の為ではないかと考えられました。
近年盛んに呼ばれているメタボリックシンドローム。この概念は、動脈硬化による病気をいかに予防するかという考えから生まれたそうです。2004年厚生労働省の調査によると、メタボリックシンドロームに該当する人は、40~74歳で約940万人いるそうで、予備軍は、約1020万人と推定されているそうです。メタボリックシンドロームにならないためには、まず運動が重要で、厄介な内臓脂肪は、いざというとき溜めておく皮下脂肪に比べて、日々の運動により容易に落とすことは可能だそうですよ。
そして運動だけではなく大切なのはバランスのとれた食事が一番だそうすが、外食や肉類中心の現代の食生活は、銅の摂取量を少なくさせている傾向にあるそうです。一日2から5mgが必要でですが、海の幸が解決してくれます。豊かな海に囲まれた日本には銅を含む新鮮な魚介類が豊富にありますので、牡蠣、たこ、いか、伊勢海老などに舌つづみをうつことも健康の為に必要だそうです。