銅のある暮らしの中で

【銅工房】とともに。

このブログは、「銅工房の店長ブログ」です。 銅工房.jpは、銅の魅力を知り尽くした店長が、自信を持って紹介する銅製品の販売サイトです。自慢はオリジナルでオダーメイドな銅製品が必見です。  数千年もの歴史の中で、銅は人類に大きな恩恵をもたらしてきました。 銅の持つ魅力、効果は、私たちの生活を豊かにしてくれます。私のフィルターを通して選りすぐり、価値ある銅製品を「銅工房.jp」では紹介しています。 このブログでは、商品開発への道、商品への情熱などの奮闘記を紹介してまいります。
 

病院でも銅の活躍が期待されている

Posted by: admin | Posted in: 銅の効果, 銅の豆知識, 銅生活

けがや病気の治療の為にいった病院で、別の病気をうつされるという事態が起きています。ニュースや新聞などで目に付く「院内感染」。現在院内感染は、医療施設の信頼をゆるがすほどの問題になっています。
病院などの医療施設は、人の出入りが激しく、患者さんと一緒に病源菌が外部から院内に持ち込まれやすい環境です。健康ならば影響のない弱い菌でも、高齢者や幼児、入院中の患者さんなど免疫力が低下している方には、重い感染症を引き起こす危険性があります。医療施設内で人から人へ、または医療器具などを通じて感染する感染症のことを院内感染といっています。現在全国の医療施設には、院内感染を防止するためのマニュアルを徹底するなど、積極的な改善策が求められているそうです。
(社)日本銅センターでは、新たなプロジェクトをスタートしました。
試験の協力には、細菌学の権威・北里柴三郎博士の精神を受け継いで創設された北里大学病院。銅の抗菌性を生かして病院の衛生環境をつくる世界でも初めて実験です。
試験は、皮膚科病棟内に銅板と黄銅板を設置し、そこから採取した細菌と何も設置しない場所で採取した細菌を培養して、細菌の塊(コロニー)の数を比べる方法で行われました。銅板や黄銅板を設置した箇所はベットの柵、洗面台、シャワーヘッド、ドアの押板、ドアノブ、手すり処置室の床など。培養する菌の種類は、院内感染の主な原因となるMRSAを含む黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、緑膿菌、大腸菌の4種類と一般細菌です。
病室の床に設置した銅板、黄銅板、なにも設置していない床か採取した菌の試験結果は次のとおりだそうです。
・黄色ブドウ球菌=普通の床で菌が多数見られるが、銅板や黄銅板からはまったく検出されない。
・MRSA=普通の床と比べ、銅板や黄銅板からは菌がまったく検出されない。
・表皮ブドウ球菌=普通の床と比べ、銅板や黄銅板のほうは菌きわめて少ない。
・一般細菌=普通の床と比べ、銅板や黄銅板では菌のコロニー数が極端に少ない。
また、洗面台やバスルームなどの湿った環境から検出される緑膿菌や大腸菌についても、抗菌効果が得られることが確認されたそうです。
今回の試験について、このプロジェクトのリーダーである北里大学医学部・笹原武志先生は、これまでの成績から「銅や銅合金には院内感染の原因となる細菌を軽減し衛生環境を改善させるはたらきがあるとおもわれる」との見解を示されているそうです。
これからは病院でも銅の活躍が期待されています。

(社)日本銅センター くらしの活銅学より

銅の抗菌パワー!「微量金属作用」

大勢の人の手から手へ渡される10円玉には、多くの雑菌が付着していると思っていませんか。
残念ながらその様な心配は、必要ありません。貨幣の細菌を調査すると、使いまわししている銅のコインは、まったくの無菌状態であると言う事が分かています。銅の効果によって細菌や微生物の繁殖を抑える力が働いてるそうです。
年配の方は「銅壺の水は腐らない」「銅の洗面器は眼病に良い」などの話を耳にした方も多いとおもいます。銅の殺菌効果は、ずいぶん昔から知られており、私たちの暮らしに生かされてきました。例えば、障子やふすまの取手、ドアノブ、手すりなど、沢山の人の手にふれる場所には、銅や真鍮が用いられています。なぜ銅には、細菌の働きを抑える効果があるのでしょうか、それは、「微量金属作用」という金属のパワーだそうです。
1893年、スイスのフォン・ネーゲリーという植物学者は、その当時ではまだ分析できなかった微量な銅イオンが水にまざるだけで、アオミドロという藻の一種を死滅させる働きを発見しました。また、銀、水銀などの他の金属イオンが含まれた水にも、同様の効果があることを発見しています。このように、低い濃度の金属イオンが溶け出した液体の中で微生物や藻等が死滅させる効果は、オリゴディナミーと当時呼ばれたそうです。現在では、一般的に「微量金属作用」と呼ばれているそうです。詳しいメカニズムは、まだ分かっていないそうで、人や動物が中毒症状を起こすのと同じく、細菌や微生物の中に許容量を超えて溜まった銅イオンが、酵素の働きを抑制するそうです。
この微量金属作用は、銅以外の金属にもあり、効果は銀、白金、金、銅、鉛の順に大きいそうで、古くから人間の生活に取り込まれてきました。1930年代の環境衛生学の教科書には、水道水の殺菌、プールの水質を保つ手段として、微量金属作用が解説されています。
このように銅の抗菌作用は、身近なくらしの中でおおいに役立つということがわかります。「微量金属作用」堅苦しい感じがしますが、その効果を健康で、衛生的な生活をおくる為の知恵として活用してみはいかがでしょうか。