「世界遺産登録を推進する会」の総会及び第9回勉強会が終了した。
内容は演題;谷中村の水害と鉱毒で、講師:栃木の川懇話会 会長 飯村廣壽様でした。
2008
2008
メソポタミア、ペルシャでの銅の発見から2000年、紀元前36世紀ころ やわらかく道具として石器を超えない銅から、かたいブロンズの性質を発見したのは南メソポタミアのシュメール人だそうです。それも、銅と錫を計画的に溶かし込む事を意図してできたのではなくて、銅と錫の金属をふくむ鉱石の熔融から偶然にえられたのだろうという説が有力。
赤い金属とは、現在でも銅に限られているのだが、あの赤い特異な色調が、錫との混融で劇的に変化した。銅が持っていた、展延性を若干失ったものの、硬さと強靭さをそなえ新しく生まれ変わったのです。
それは人類史上最初の「硬いメタル」 であります。
その材質の卓抜な特性が人類の文化を飛躍させる、ブロンズ文化の夜明けであったことは間違いない。
2008
2008
「金・銀・銅」と言えばオリンピックのメダルを一番に連想する方が多いことでしょう。
古代オリンピックの終焉から1500年の時を経て、近代オリンピック競技大会が誕生しました。
第1回 アテネ大会 <1896年4月6日~15日>ではメダルの授与はありませんでした。
メダルの授与が行われる様になったのは、第4回 ロンドン大会 <1908年4月27日~10月31日>であります。
驚いたのは、それぞれのメダルが100パーセントの金、銀、銅ではないことです。
金・銀メダルは、92.5%以上の銀製で、金メダルは、表面が6グラム以上の金が使用されています。
銅メダルは、ブロンズで銅と錫の合金、「青銅」が用いられているとのことです。
なぜ「金・銀・銅」が象徴的に於かれている理由は、多くの金属元素のなかでも金と銅は「有色」であることと、銅は「いぶし」の魅力がある。またどれも加工性が高い優秀な金属でもあり、耐久性に優れ錆びにくいなどの事からとされています。そして重要視しなければならない事は、普遍的な順位にもあります。現代の地金相場でもあるように、金はグラム、銀はキログラム、銅はトン単位で取引されている事からご理解いただける様に、産出量により希少度が違っていて、価値が逆転することがないという事でしょう。
余談ですが、第4回 ロンドン大会で、ペンシルバニアのエチェルバート・タルボット主教は各国選手団を前に「オリンピックで重要なことは、勝利することより、むしろ参加したということであろう」と説教した事は有名です。


